蒸気機関車の写真館「煙にまかれて」 海外蒸気 アジア インド ダージリン ヒマラヤ鉄道

India   Darjeeling Himalayan Railway
インド   ダージリン ヒマラヤ鉄道 2-1

2016年11月、10年ぶりに2回目の訪問です。今度はドイツのツアーに参加です。前回訪
問(2006年)から1年後に大規模な崖崩れがあり、2015年春ごろまで一部の区間が不通
でした。今回、ようやく全線で運転ができるとということで、訪問を決めました。しかし、
10月になって、また崖崩れがあり、運転があやぶまれましたが、ツアー直前に開通しました。

この鉄道は、インドの東部アッサム地方のヒマラヤ山麓にあります。起点New Jalpaiguri
(標高120m)から終点Darjeeling(標高2077m)まで88kmの路線です。Darjeelingか
ら7km戻ったところにあるGhum(標高2257m)が最高地点です。10月頃から冬にかけ
ての時期は乾季で、ヒマラヤの高峰がよく見える確率が高いそうです。前回の5月訪問のと
きは雨季に入る直前で、まったく見えませんでした。鉄道にはトンネルが無く、ループが3
ヶ所、スイッチバックが8ヶ所あります。ゲージは610mmです。訪問したときは、全線の
列車と、区間列車(Kurseong(標高1482m)ーDarjeeling(標高2077m)間は共に運
休でした。DarjeeringーGhum間の観光列車が、SLまたはDLの牽引で最大9往復/日運転し
ていました。

ツアーでは8日間滞在し、内7日間でSLの客車列車と貨物列車をチャーターして撮影しまし
た。撮影1日目は、朝、デリーから飛行機でバグドグラに到着し、14時頃から、Siliguri−
Sukuna間で客車列車の撮影を行いました。

主な駅の位置関係
始発New Jalpaiguri(標高120m、距離0km、国鉄と接続)−Siliguri(130m、7km、国
鉄と接続)−Sukuna(162m、17km)−Rangtong(428m、25km)−Gayabari(
1072m、43km)−Kurseong(1482m、56km)−Ghum(2257m、81km)−終点
Darjeeling(2077m、88km)

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Siliguri JC駅です。ここには機関庫があり、チャーター列車はここから走りました。隣には、
インド国鉄の広軌鉄道があります。
  

  
  駅で生活している人もいるようです。洗濯物を干していました。

   
  機関車は、Bタンクです。

  


  
最初の撮影は、インド国鉄の広軌鉄道(1676mm)とダージリン鉄道(610mm)との平
面クロスです。

  


  


  


  
前回に比べ近代的な住宅も建っていました。。多くは10年前とほとんど変わらない風景と思
えますが、少しは変化していました。

  
  川では洗車していました。きれいな川とはいえないのですが。

  
  久しぶりに走るSL列車に地元民も見とれていました。

  
  日没で昼の部の撮影を終了しました。

  
  Siliguriの機関庫で夜間撮影です。

  


  


  
  これで、1日目の終了です。2-2に続く。  

インド ダージリン・ヒマラヤ鉄道
  画像:1-1=, 1-2=, 1-3=, 1-4=
     2-1=, 2-2=, 2-3=, 2-4=, 2-5=, 2-6=, 2-7=, 2-8=,
     2-9=, 2-10=
  ビデオ:
   その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=,10=,
       11=,12=,13=,14=,15=,16=,17=,18=,19=,
       20=,21=,22=,23=,24=,25=,26=,27=,28=
   その2:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=, 10=,
       11=

この前は、インド ティポン炭鉱鉄道(1-1=)です。
この次は、インド コルカタのトラム(1=)です。

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