蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 アジア  スリランカ鉄道 1-8

Sri Lanka   Sri Lanka Railways
スリランカ   スリランカ鉄道   1-8

2016年1月〜2月に初めての訪問です。撮影8日目の最終日は、Kandy(標高498m)から
Colombo Fort(標高10m)まで撮影しながら戻ります。しかし、この区間は列車の密度が高く、
あまり撮影できませんでした。Main Lineは、Colombo Fort(標高10m)ーRambukkana(標高
116m)−Peradeniya Jnc(標高482m)ーNawalapitiya(標高591m)ーHatton(標高1278m)
−Namu Oya(標高1614m)−(Summit標高1900m)−Bandarawela(標高1239m)−Badulla
(標高670m)と、Peradeniya Jnc(標高482m)からKandy(標高498m)までの短支線です。

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 Kandy駅(標高498m)に定期列車が進入

 
 Kandy駅、見事な腕木信号群です。

 


 
Perademiya Jnc.駅(標高482m)、デルタ線構造の駅です。KandyからBadulla方面への路線

 
 ポイント操作室、たくさんのポイントが並んでいます。電話の指示で操作しています。

  
 Kandy駅に入らず、コロンボからBadulla方面への本線の短絡線

 


 


 
 KandyからColombo方面への路線

 


 
 Kadugannawa駅(標高553m)付近。見事なオーバーハングの岩です。

 


 


 


 


 


 


 
 Rambukkana駅(標高94m)付近。Main Lineの最初の撮影ポイントに戻ってきました。

 
Botale駅(標高60m)付近です。Main Lineの最初のトンネルです。この付近は複線ですが、
トンネル区間のみ上下線が分かれています。かなりの列車密度です。数分毎に列車が通過する
こともあります。これが最後のPhoto Run bysでした。

 
夕闇せまる頃、終点Colombo Fort駅に到着です。これで、Coastal LineとMain Lineの8日間
の撮影の終了です。コロンボで1泊後、バンコク乗換のタイ航空で羽田に到着。

スリランカは、北海道の80%程度の面積の島で最高標高2524mの山々を持っています。スリラン
カの鉄道はインド大陸のゲージと同じ1676mmの広軌です。1858年にイギリスによって敷設さ
れ、最高地点1900m、半径150m程度、勾配30パーミリ以上の山岳鉄道もあります。同じような
地形を持つ日本は、イギリスによって1872年に1067mmの狭軌で敷設されました。日本は、平地
が少なく山が険しいので急カーブに対応しやすい狭軌が有利だったとの見方もありますが、どうで
しょうか?。ほぼ同じ時期に建設されたスリランカの鉄道を見て疑問を持ちました。私は、当時、
どこかの植民地の鉄道向けに製造した1067mmの機関車などが思うように売れなく不良在庫が積み
上がっていて、その処分先に日本を選び、1067mmの採用を勧めたのではないかと勘繰っていま
す。いずれにしても、イギリスの都合で日本のゲージが決まったのは間違いないように思います。

スリランカ スリランカ鉄道
  画像:1-1=, 1-2=, 1-3=, 1-4=, 1-5=, 1-6=, 1-7=, 1-8=
  ビデオ:
   その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=

この前は、インド デリー近郊のインド国鉄(1=)です。
この次は、パキスタン パキスタン国鉄(1-1=)です。

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