蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 ヨーロッパ ボスニア・ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道

Bosnia・Herzegovina   Tuzla Coal Mines Railway
ボスニア・ヘルツェゴビナ  ツズラ炭鉱鉄道    3-1

2018年10月に3回目の訪問です。これまで、2014年2月と2015年10月に訪問しています。
今回もドイツのツアーに参加しての撮影です。この時は、クロアチアのザグレブのトラムとケー
ブルカーとスロべニアのリュブリャナのケーブルカーを撮影後、ドイツのツアーに参加して、ス
ロベニア鉄道とツズラ炭鉱鉄道を撮影しました。ここでは5日間撮影したツズラ炭鉱鉄道の画像
を11回に分けて掲載します。
ツズラ炭鉱(Tuzla Coals Mines)はTuzla地域に点在するKreka、Ontario、Dudravc、
Djurdjevik、Banovici、Mrdici炭鉱等から構成されています。鉄道は国鉄線と炭鉱専用線があり
ます。国鉄線は、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボにつながっており、Tuzla〜サラエボ
間の旅客列車が数往復/日運転されています。石炭は鉄道でこれらの炭鉱からTuzlaにある火力発
電所に運ばれます。2018年では、この地域の国鉄線と炭鉱専用線の運炭列車の多くはDL化され
ており、33形SLがLukavacで1両、Durdravcで1両が専用線で運転されているだけです。ま
た62形SLは休車状態のようです。なお、33形は5両が稼働可能な状態にあります。この時は、
33形を1両、62形を1両チャーターして、国鉄線及び専用線での運転を行い、現役SLとからま
せて撮影を行いました。また、Banoviciのナローも同様DL化されていますが、83形SLを2両チ
ャーターして撮影を行いました。
2018年の時点で、世界に残る産業用SLは中国・三道嶺とここだけと推測されますが、どちらも
いつ廃止されてもおかしくない時期に差し掛かっているようです。
撮影1日目は、Lukavac駅付近とKreka炭鉱専用鉄道での撮影です。1つ目では、撮影1日目の
前半の画像を掲載します。

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Lukavac駅で入れ換え業務に従事する現役33形。このSLは、Kreka炭鉱構内およびLukavac
駅までの専用線で運転されています。以下Lukavac駅 

     
  

    
  

    


    
  

  
  その合間にSarajevo(サラエボ)とTuzla(ツズラ)を結ぶ定期列車もやってきます。

    


  


  


  


  


  
  定期のDL列車が来ます。

  
  ドイツ人らは、このDLを「Kennedy」形と呼んでいました。

  
  チャーターした33形の到着です。
  

  


  
Puracic駅〜Lukavac駅間(TuzlaとSarajevoを結ぶ国鉄線)。右側の路線はKreka炭鉱へ
の専用線。

  
  腕木信号は現役です。

  


  
  Sarajevo方面に向かう定期列車。後追い撮影です。

  
  今度は、Kreka炭鉱からのLukavacに向かう専用線です。
  

  


    
  

  
  Lukavac駅  

  
 

    


  


  
  Lukavac駅〜Lukavac Tvornica駅間(国鉄線)。火力発電所に向かう路線です。

  
  同上
  

    
  同上

  
  Lukavac駅、以下同様

    


  


  
以上、Lukavac駅。以上、撮影1日目の前半の終了です。3-2に続きます。

ボスニア ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道
  画像:1-1=, 1-2=
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     3-1=,3-2=,3-3=,3-4=,3-5=,3-6=,3-7=,3-8=,
     3-9=,3-10=,3-11=
  ビデオ:
   その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=
   その2:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=,9=,10=,11=,
       12=,13=,14=,15=,16=,17=,18=,19=,20=,21=,
       22=,23=,24=,25=,26=,27=,28=,29=, 30=, 31=
   その3:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=,9=

この前は、モンテネグロ/セルビア バール鉄道(無煙、乗り鉄)(1-1=)です。
この次は、ボスニア ヘルツェゴビナ サラエボのトラム(無煙)(1-1=)です。

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