蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 ヨーロッパ ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボ 1

Bosnia & Herzegovina   Trams in Sarajevo
ボスニア・ヘルツェゴビナ   サラエボのトラム1

2014年2月に初めての訪問です。同国のTuzla炭鉱(1-1=)のSL撮影ツアーの集合解散場
所はサラエボ空港でしたので、そのツアーの前後にサラエボの鉄道の撮影を行いました。1995年
まで続いたボスニア・ヘルツェゴビナ紛争による痕跡もほとんど修復されているように見えまし
た。しかし、銃撃戦による弾痕などを保存しています。さらに、紛争による犠牲者の墓地がいたる
ところにあります。この国は、イスラム教徒とキリスト教徒が多く住むボスニアヘルツェゴビナ連
邦とセルビア正教徒が多く住むスルプスカ共和国の2つの国の連合国ですが、サラエボはボスニア
連邦内にあります。ここでは、サラエボのトラムの画像を掲載します。

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   旧市街の中心です。
  

   


   
第一次世界大戦の発端となった当時のオーストリア皇太子が暗殺された場所です。この橋を馬車
で渡っているときに襲われたと言われています。

   


   


   
   サラエボ駅前のトラムのループ線

   


   
   駅前で古いトラムを使った映画のロケに遭遇しました。

   


   


   


   


   


   


   
サラエボやモスタルなどの町には、1992〜1995年のボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の跡が生
々しく残されています。この悲劇を忘れないために、保存しているとのこと。この画像はモスタ
ル市内の建物の壁です。そこには無数の銃弾の跡があります。

   
上記の弾痕の拡大。町のほとんどは修復され、紛争の痕跡はほとんど見当たりません。なお、現
在のボスニア・ヘルツェゴビナ共和国は、キリスト教徒とイスラム教徒を主体とした「ボスニア
・ヘルツェゴビナ連邦」とセルビア正教徒を主体とした「スルプスカ共和国」からなっています。
サラエボやモスタルなどの古都はヨーロッパからの観光客でにぎわっていました。ビデオは無し。

この前は、ボスニア・ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道(1-1=)です。
この次は、ボスニア・ヘルツェゴビナ サラエボ付近の国鉄(1-1=)です。

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