蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 ヨーロッパ ボスニア・ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道
Bosnia・Herzegovina Tuzla Coal Mines Railway
ボスニア・ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道 2-1
2015年10月に2回目の訪問です(前回は2014年2月)。ドイツのツアーに参加です。この時
は、羽田発着のカタール航空を使いドーハ経由でベオグラードに入り、ここでドイツツアーに合
流し、陸路で国境を越え、ボスニア・ヘルツェゴビナに入りました。今回は丸々4日間の撮影で
す。訪問先はTuzla(ツズラ)の西方に約20km四方に広がる炭鉱鉄道です。この地域には、
Kreka、Banovici 、Durdevik Coal Minesの3つの炭鉱群があり、全部で10箇所程度の炭鉱
と、Tuzla Thermal Power Plant(火力発電所)があり、これらを結ぶ国鉄線と炭鉱専用線が
張り巡らされています。国鉄線では、標準軌の33形(1E0、ドイツの52形)、専用線には標準
軌とナローがあり、前者では62形(0C0)と33形が、後者では83形(0D1)などが活動して
おります。この地域全体では10両以上ものSLが現役で活躍しています。ここで産出された石炭
は全て火力発電所に運ばれます。
画像は7回に分けて掲載します。撮影1日目は、Banovici Coal Mines(バノビッチ炭鉱群)の
ナローで撮影です。この鉄道は760mmゲージで、3ヶ所の炭鉱と標準ゲージ鉄道との積替え場
所までを結んでおり、路線長10km程度です。既に主力はDLになっていましたが、SLは入れ替
えなどで活躍中です。この時は、SLをチャーターして撮影を行いました。1日目の画像を2回
に分けて掲載です。
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Banovic(バノビッチ)炭鉱群のナロー線です。25-30号機(0C0タンク)と83-158号機(0D1
テンダー)です。2年前の時は、上記の代わりに83-159号機が動いていました。この場所は、
Banovici/Oskovaでナロー貨車から標準軌貨車への石炭積み替え場です。
現在では、SLは構内での入換専門のようです。本線はDLが担っています。
25-30号機を使ってのチャーターで、渡り線で走ってもらいました。この渡線は、ナローと標
準軌道との連絡に使われています。
3線区間に入りました。標準軌と760mmです。背景の建屋は、石炭の積み替え設備です。
ナローと標準ゲージの並びです。
これで1日目午前の部の撮影終了です。2-2に続く。
ボスニア ヘルツェゴビナ ツズラ炭鉱鉄道
画像:1-1=, 1-2=、
2-1=,2-2=,2-3=,2-4=,2-5=,2-6=,2-7=
3-1=,3-2=,3-3=,3-4=,3-5=,3-6=,3-7=,3-8=,
3-9=,3-10=,3-11=
ビデオ:
その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=
その2:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=,9=,10=,11=,
12=,13=,14=,15=,16=,17=,18=,19=,20=,21=,
22=,23=,24=,25=,26=,27=,28=,29=, 30=, 31=
その3:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=,9=
この前は、モンテネグロ/セルビア バール鉄道(無煙、乗り鉄)(1-1=)です。
この次は、ボスニア ヘルツェゴビナ サラエボのトラム(無煙)(1-1=)です。