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Argentina   Old Patagonian Express(La Trochita)
アルゼンチン  オールド パタゴニア急行 1-5

2014年10月に初めての訪問です。かねてから念願だったOld Patagonian Express(現地名:La
Trochita(小さな鉄道))です。1970年代にポール・セルーの著作でこの鉄道の存在を知って以来の
あこがれの鉄道です。しかし、日本から30時間以上もかかる、時差が12時間で日本と昼夜が完全に
反転、費用が非常にかかるなどで、なかなか機会が訪れません。2011年にもチャンスがあったので
すが、火山の噴火、パタゴニア急行の脱線事故で中止となりました。やっとドイツのツアー会社の
チャーター列車撮影ツアーの参加の機会が来ました。私たち夫婦は、正味7日間のSL列車撮影に加
え、さらにチリなどへの一般観光を含めた合計28日間の旅行となりました。今回、正味7日間で撮影
した画像を7回に分けて掲載します。その5では撮影影6日目の画像を掲載します。この日は、
Ing JacobacciからEl Maiten方面の途中駅Rio Chicoまで走ります。機関車はHenschel 104号機
とBaldwin 3号機です。

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  朝日を受けて

  
Ing Jacobacciからここまではアルゼンチン国鉄(ゲージ1676mm)との併用区間で3線です。分岐
点は信号所で、民家など一切ありません。信号所だが信号も機能していない様子です。750mm鉄
道線には定期列車はありません。ごくたまに、今回のようなチャーター列車が走るのみです。国鉄
線は現役で、San Carlos de Barilocheへの定期旅客列車が走っています。

  


  


  


  


  
  渓谷もあります。

  


  


  
  Futa Luin駅。ほとんどの駅には、まだ給水設備が温存されています。

  


  


  
  Mamuel Choique駅。子ヤギは家畜でなくペットなのでしょうか?

  
  久しぶりの列車到来です。村人たちが集まり記念撮影です。

  


  


  


  
  Rio Chico駅

  


  
  ガウチョも牧畜犬を従えて野次馬です。

  
  すでに機関車が1両回送されており、ここから重連運転です。

  
  この鉄道で唯一のトンネルです。

  
欧米人ツアー恒例のトンネル飛び出しシーンです。この先は、不通区間です。

  
  Rio Chicoに戻ります。

  
久しぶりに運転された列車に地元民が乗込み楽しんでいます。子羊は家畜でなくペットなのかも。
膝の上でおとなしくしています。Rio ChicoからバスでIng Jacobacciに戻り、宿泊。1-6に続く。

アルゼンチン オールドパタゴニア急行
  画像:1-1=, 1-2=, 1-3=, 1-4=, 1-5=, 1-6=, 1-7=
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  ビデオ:
   その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=, 10=,
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       20=, 21=, 22=
   その2:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=,10=,
       11=, 12=, 13=, 14=, 15=, 16=, 17=, 18=

この前は、アメリカ カリフォルニア州 赤い森渓谷鉄道(1=)です。
この次は、アルゼンチン ブエノスアイレス地下鉄(1=)です。

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