蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 ヨーロッパ スロベニア スロベニア鉄道
Slovenia Slovenske zeleznice(SZ)
(Slovenian Railways)
スロベニア スロベニア鉄道 1-1
2018年10月に初めての訪問です。今回、ドイツのツアーに参加してスロベニアのチャーターSL
列車の撮影とボスニア・ヘルツェゴビナのツヅラ(Tuzla)炭鉱の現役SLおよびチャーターSL列
車の撮影を行いました。このツアー参加の前に、クロアチアの首都ザグレブのトラムとケーブルカ
ーの撮影とスロベニアの首都リュブュリャナのケーブルカーの撮影も行っています。ここでは、
4日間のスロベニア鉄道のチャーターSLの画像を7回に分けて掲載します。ツアーは1日目の午後、
Ljubljana空港に集合し、最初にスロベニア鉄道博物館(Slovenian Railway Museum)に向か
います。その1として、博物館の画像を掲載します。
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スロベニア鉄道博物館(Slovenian Railway Museum)です。Ljubljanaにある元機関庫で大き
な扇形庫とターンテーブルがあります。チャーターしたSLが蒸気を上げて準備中です。オースト
リア南部鉄道の流れを持つ25-026です。
この機関車は、当初、チャーター列車撮影の開始駅Jeseniceに回送されているはずだったのです
が、不調で、まだ整備中で、明日明け方までには修理を終え回送するとのことです。チャーター
した別の機関車33-037はすでに回送されていました。
1920年製の1D0の軸配置です。Floridsdorf 社(オーストリア)で製造されたとのこと。
入換機はトラクターです。一応、ガイド車輪でレールから逸脱しないようにしています。
06-018機が機関庫から引っ張り出されます。
06-018機、これは軸配置1D1です。
スタイルのよい機関車と思います。動態保存されていますが、今回のチャーターには入っていま
せん。
静態保存機、ラック式です。4気筒のようです。
25-026の整備を終え、ターンテーブルに乗ります。
一回転して
ようやく25-026と06-018とが並べました。
顔見世が終わり、Jeseniceへの出発準備が整ったようです。
扇形庫の中には機関車が静態保存されています。その中でとりわけ大きくて目立つ機関車があり
ました。旧ユーゴスラビアのチトー大統領の専用機関車です。大統領の専用列車のみを牽引した
とのことです。ランボードの位置が非常に高いです。
他の展示機関車も見ていきます。
1861年製、オーストリア南部鉄道で活躍したとのこと。
以上で博物館の見学を終え、Jesenice駅での夜撮に向かいます。スロベニア鉄道1-2に続きます。
スロベニア スロベニア鉄道
画像:1-1=,1-2=,1-3=,1-4=, 1-5=,1-6=,1-7=
ビデオ:その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=
この前は、セルビア ベオグラードのトラムと国鉄中央駅(1=)です。
この次は、セルビア リュブリャナのケーブルカー(1=)です。