蒸気機関車の写真館「煙にまかれて」 海外蒸気  ヨーロッパ ドイツ 国鉄 ドレスデン1-3

Germany   9th Steam Engine Festival in Dresden  
ドイツ     第9回ドレスデン蒸気機関車祭り  1-3

2017年4月に初めての訪問です。この日から3日間のお祭りです。お祭り2日目は、各方面に
8往復もの列車が運転されます。全ての列車の撮影は無理です。どの列車を撮影するか悩みまし
たが、結局、選んで4列車を撮影することに決めました。全部で5回に分けての掲載ですが、そ
の3ではお祭り2日目の画像を掲載します。

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まずは、03形牽引の列車をねらいます。この列車は、Dresden→Freiberg間を走り、その1部の区間
であるDresden→Klingenberg・Colmnitz間ではパラレル運転で50形牽引の貨物列車が走ります。
パラレル運転
ドイツの蒸気機関車祭りではよく運転される形式です。複線区間を利用して、2列車を同時に並走
させる遊びです。海外の複線区間は、単線並走運転が可能な信号システムを採用しているのが多い
ので、このためこのような遊びが容易に実現できるのです。この場合、両列車は抜きつ抜かれつを
繰り返し、乗車しているファンを楽しませます。このため、沿線での撮影者は、立ち位置によって
は、2列車を撮影できないこともあります。
今回選んだ撮影場所は、残念でした。私たちは線路の左側でカメラを構えています。左側を走るパ
ラレル運転の貨物列車が少し先行していす。右側走行の本命の03形牽引の列車は被られてしまい
ました。残念、無念!。撮影場所はKlingenberg・Colmnitz付近
 

   


   


   
   やっと、右側路線に本命の03形牽引の列車が顔を出しました。遅れすぎです。

   


   
   わずか数秒で隠されてしまいました。これはルクセンブルグの機関車のようです。

   
貨物列車の後ろに03形の煙突と煙だけが見えます。貨物列車の後補機と並走しています。乗り鉄
を喜ばせるため、併走運転はお互いに抜いたりぬかれたりしながら行います。撮り鉄は、どのよう
な位置関係で列車が来るのかドキドキしながら待っているのです。

   


   


   
本命列車の後補機です。この少し先で、貨物列車は停車し、今度は本命列車を少し先行させる運転
したようです。2列車4機関車を同時に走らせるとはすごいイベントです。

   
今度はDresden→Berlinの01-1519-6牽引の列車の撮影です。前の撮影場所から車で約1時間
でPriestewitz付近の撮影場所に到着です。

   


   


   
   あたりは牧場が広がっています。

   


   
   Berlin→Dresdenの52形牽引の列車です。場所は、上記の近くです。

   


   


   
Dresden→Bad Schandau→Sebnitz→Durrrohrsdorf→Pirna→Dresdenの50形牽引の列車
撮影です。撮影場所はKonigstein付近です。今度はエルベ川の対岸からです。

   
   Konigsteinのシンボルである教会の塔を入れて

   


   


   
この日の最後の撮影は、Dresden→Berlinの52形牽引の列車です。Dresdenの中心を流れるエル
ベ川を渡ります。背景はDresdenの象徴である教会、宮殿です。

   
これでこの日の撮影は終了です。Alstadt機関庫に行くことも考えたのですが、ほとんどの機関車
がまだDresdenに戻ってきておりません。戻ってくるのは定時で走っても21時過ぎです。実際に
は22時になるのではと思い止めました。1-4に続く。

ドイツ ドレスデン蒸気機関車祭り
  第9回の画像:1-1=,1-2=,1-3=,1-4=,1-5=
  第10回の画像:2-1=、2-2=
  第9回のビデオ:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=
  第10回のビデオ:1= ,2=

この前は、ドイツ キルニッツシュタール鉄道(トラム、無煙)(1=)です。
この次は、ドイツ ヴァイセリッツタール鉄道(1-1=)です。

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