蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 アフリカ 南アフリカ
South Africa South African Railway (Bloemfontein area)1
南アフリカ 南アフリカ鉄道(ブルームフォンテイン付近) 1
2024年7月撮影。南アフリカは1年前に続いて4度目の訪問。前回、ドイツのある鉄道撮影専
門の会社主催による25NC形牽引によるチャーター列車の撮影ツアーに参加したのだが、トラブル
多発で少し不満の残る結果だった。そのリベンジで、一年前と同一会社の撮影ツアーに再度参加。
今回は、前回の荒野主体であったBloemfontein以西の路線から、起伏と緑の多いBloemfontein以
東の路線でも撮影できるとのことで期待大だった。しかし、結果は、前回同様トラブル続きで今回
も不満が残った。南アフリカ鉄道(TRANSNET)の運営に本質的な問題があるのだろうと感じた。
この国は約30年前にアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃させた与党ANCが、それ以降政権を担っ
てきた。しかし、現在では汚職の蔓延などで経済や治安が悪化し労働者らのモラルも低下している
ようだ。鉄道もその例外ではなく、残念な撮影環境であったが、チャーターができただけでも良か
ったと思わなければならないのだろう。期待から離れてしまった結果であったが、世界最大級の25
NCと15Fの撮影ができたのは良かったと思う。
今回は成田空港からエチオピア航空を利用し、アジスアベバ乗換でヨハネスブルグに到着した。
他にカタール航空、エミレーツ航空、シンガポール航空の利用も可能だったが、往復12万円の安さ
につられてエチオピア航空を利用。今回は九州在住のKさんと同行。現地では他に4人の日本人とも
合流。いずれも良く見知った顔ぶれだ。ヨハネスブルグで一泊後、ツアーに合流し、約5時間で
Bloemfonteinに到着。早くも路線トラブルで撮影する機関車が予定通りに到着しないとの情報が流
れた。今回も前途多難のようだ。それで参加者のガス抜きのためか、急遽、当初の予定に無かった
Bloemfontein機関庫に訪問。ここでは、撮影1日目、日没直前のBloemfontein機関庫の画像を掲載。
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Bloemfontein機関庫は基本的にはDLの基地。ヨハネスブルグ空港からバスで17時頃に到着。
その奥に、15Fがいた。ツアーの後半から稼働する予定。試運転のためか、火を入れていたよ
だ。他にも動態、静態のSLが多数保存されていた。
明日から運転の25NCに給水中。
25NCの後追い。
番外。アジスアベバ空港近くのホテルの窓から見たアジスアベバの町、思ったより都会だ。
エチオピア航空で、アジスアベバで8〜24時間のトランジットの場合、入国できて航空会社指
定の高級ホテルに滞在できる。本来入国にはビザが必要だが、ビザ不要、入国スタンプ無しで入
国だ。ホテル着後は、行動の制限がまったくなく自由に町の散策ができた。なお、エチオピアは
黄熱病汚染国の一つだ。正式に入国すると予防接種証明(イエローカード)が必要になることがあ
る。イエローカードは一度の取得で生涯有効だ。撮影2日目(2=)に続く。
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この前は、南アフリカ 南アフリカ鉄道(キンバリー近郊付近)(1=)です。
この次は、南アフリカ サンドストン鉄道 (1=)です。