蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気  インドネシア オレアン 鉄道 3-1

Indonesia   P.G: Olean Railway
インドネシア  オレアン製糖工場専用鉄道 3-1

2009年7月に3回目の訪問です。鉄道が工場からサトウキビ畑まで敷設されている製糖工場
ですが、走行可能な路線が、前回よりさらに短縮されています。それでも、まだまだ楽しめま
した。Jawa撮影1日目の夕方から2日目と4日目に滞在です。3日目はセンボロ製糖工場に
行きます(1-1=)。

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  撮影1日目の夕方です。

  


  
少し暗くなりかけたころ、サトウキビ満載列車が工場に向かいます。花火が見えるようになっ
てきます。

  
  3088mのArgapura(アルガプラ)山がバックです。

  
  一段と暗くなります。

  
  工場到着直前には、真っ暗です。撮影技術とカメラの性能が追いつきません。

  


  
  撮影1日目の終了です。

  
  撮影2日目です。SLでなくDLが畑に向かいます。

  
  水牛列車の水牛くんは水浴びで体を冷やします。

  
  水浴び後、働きます。子牛は母親の隣を伴走します。

  
  最後に急勾配があり、時には四重連になります。

  
SLは有火ですが、庫に入ったままです。運ぶサトウキビの量が少ないため、この日はDLで運ぶ
のだそうです。これでは困りますので早速交渉です。その結果、燃料である薪代(約2000円)を
負担すれば、DLの代わりにSLを走らせるとの返事です。即OKです。たぶん工場の事務所を介
しての交渉なら、数万円になるでしょうね。

  
さっそく、SLに乗って、畑まで行きます。たしかに運ぶサトウキビが少ないです。この年は、
サトウキビがあまり集まらないと工場関係者が言います。製糖工場専属のサトウキビ畑は存在
せず、製糖工場はサトウキビ栽培農家と契約して買い付けます。農家は、競合作物である米、
トウモロコシなどの相場などを考慮して、サトウキビの栽培の可否を決めるとのことです。農
家がもっとも作りたいのは米だそうです。しっかりした灌漑設備があれば、年3回程度収穫出
来るので、年1回程度のサトウキビより儲かるとのことです。また、このころ、バイオエネル
ギーがもてはやされ、これにつられてトウモロコシを栽培する農家も多いとのことです。実際、
以前に比べ、格段にトウモロコシ畑が増えています。また、一匹狼的な農家・輸送業者もおり、
良い値段で買ってくれる工場を求めて渡り歩くのだそうです。  

  


  


  
  撮影の便宜もはかってもらい、順光側、逆光側と撮影ポジションの変更も余裕です。

  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  
撮影2日目の終了です。翌日はセンボロ製糖工場(1-1=)です。そして4日目はまたオレ
アン製糖工場です。センボロはチャーターのため、3日目のセンボロの予定を動かせなくなっ
たのです。計画の詰めが甘かった。

  
  撮影4日目です。この日も2000円払ってSLにしてもらいます。

  


  


  


  


  


  


  
撮影4日目の終了です。翌日はスラバヤ方面で一般観光し、ジャカルタに向かいます。6日目
にO谷ツアーに合流してパンカ製糖工場(3-1=)に向かいます。4-1に続く。

  オレアン製糖工場専用鉄道
   画像:1-1=、 2-1=, 2-2=、 3-1=、 4-1=
   ビデオ:
    その1:1=, 2=, 3=
    その2:1=, 2=, 3=, 4=, 5=
    その3:1=, 2=, 3=, 4=, 5=
    その4:1=

  この前は、アッセンバゴス製糖工場専用鉄道(1=)です。
  この次は、ゲンディング製糖工場専用鉄道(1=)です。

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