蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 Indonesia Olean 鉄道 1-1
Indonesia P.G:Olean Railway
インドネシア オレアン製糖工場専用鉄道 1-1
2006年7月にNTのツアーに参加して初めての訪問です。スラバヤから車で約5時間もかか
ってオレアン製糖工場に到着です。この工場は、ジャワ島東部のスラバヤのさらに東にあり、
交通の便が悪いです。しかし、工場から周辺のサトウキビ畠までのフィールドにSL列車がま
だ走っている数少ない製糖工場です。訪問当日は、2方面に2列車が運転されていました。
この列車は、朝に空のローリーを牽いて畠に行き、午後になるとサトウキビを満載にして日
没前までに工場に戻るダイヤで運行されています。撮影にはありがたい運行パターンです。
2006年7月の一連の製糖工場鉄道訪問の中でもっとも楽しめた路線です。ここでは撮影ツ
アー5日目の午後から7日目の昼まで撮影した画像を掲載します。途中、6日目の午前だけ
アッセンバガス製糖工場(1=)に行きました。
5日目の午後、スラバヤから到着するなり、工場にもどるサトウキビ満載列車と遭遇です。
農道との併用軌道区間から、交通量の激しい幹線道路との併用軌道区間に入ります。きちんと
積まれていないサトウキビが地面をこするので、砂塵がすさまじく舞い上がります。
幹線道路から離れて、また農道に入ります。
もうすぐ工場です。日没直前です。
工場のサトウキビ装入口付近です。
ほぼ同時刻に別方面からのサトウキビ満載列車も戻ってきます。
これで5日目の撮影が終了です。翌日は午前アッセンバガス製糖工場(1=)に行きます。
6日目の午後です。5日目とは別の畠です。すでに、工場に向けての発車待ちの状態です。
線路の両側には、刈り入れ前のサトウキビがびっしりです。
機関士とオートバイの人は知り合いらしく、話をしています。
田植えの最中です。ジャワでは一年中稲作が可能です。ここの田では田植えですが、別の田で
は刈り入れ直前、刈り入れがすでに終わったところなど様々です。
田植えが終わった田んぼが水鏡です。
ここは稲刈りが終わった田んぼ
右側手前の田んぼは早苗
手前は、刈り入れを待つばかりの田んぼです。1号機の力だけでは力不足で動けなくなりまし
た。急遽4号機が救援にやってきました。重連運転です。
工場まで少しです。
機関庫の中。撮影6日目の終了です。
7日目の朝です。標高3088mのArgapura(アルガプラ)山をバックです。
SLが運んできた空のローリーは、サトウキビ畠の中の仮設線路を使って水牛にひかれて、サト
ウキビの刈り入れ現場まで運ばれます。子牛は母親牛のそばについています。これで、今回の
JAWA撮影ツアーが終了です。ここから車でスラバヤに行き、ジャカルタ乗り換えの飛行機で
帰国です。2-1に続く。
オレアン製糖工場専用鉄道
画像:1-1=、 2-1=, 2-2=、 3-1=、 4-1=
ビデオ:
その1:1=, 2=, 3=
その2:1=, 2=, 3=, 4=, 5=
その3:1=, 2=, 3=, 4=, 5=
その4:1=
この前は、アッセンバゴス製糖工場専用鉄道(1=)です。
この次は、ゲンディング製糖工場専用鉄道(1=)です。
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