蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 中国 葦河 鉄道 2-1
China Weihe Forest Railway
中国 葦河森林鉄道 2-1
2002年2月に2度目の訪問です。時期は旧正月入りの直前でした。旧正月時期の中国訪問は注意が
必要です。多くの中国人は、旧正月に仕事を休んで故郷に帰り休暇を過ごす習慣があるようです。
このため、旧正月入りの2週間前頃から帰省客で乗り物が混み始め、多くの産業が休業に入りま
す。そして、旧正月入りから2週間程度はその状況が続きます。乗り物もまた混雑します。当然、
炭鉱や林業も休業で専用鉄道も運休になります。長いところでは1ヶ月近くも運休ですので、せっ
かく行ってもSL撮影ができないことになります。個人的には、長期間休んで、あくせく働かなく
てもご飯が食えるのだから、それなりに評価できる良い社会であると思います。もっとも、中国
も資本主義社会と同じように、あくせく働かなければいけなくなっているようですが。
葦河訪問の結果は、平常より運材列車は少なかったが、それなりにありました。旧正月に入って
からの2週間は完全に運休だったようです。
葦河行きの客レです。
運材列車も来ました。旧正月の影響を心配しましたが、旧正月入り前だったので平常より列車本数が
少なかったものの、それなりにありました。旧正月2週間の運材列車は完全運休のようです。
中間駅である「珍珠駅」は賑わっています。旧正月入り直前で晴天のためのようです。ホームも駅表
示もありません。気温は-25℃程度です。下り列車。
下り列車の駅発車です。
空の運材列車です。林場に向かいます。
上り列車が珍珠駅に到着
翌日です。この日の運材列車はこの1本だけでした。
終点の「柳山駅」です。ここは起点の「葦河駅」から約73km離れています。客レはこの間を約
4時間弱で結んでいました。ここから、この列車を撮影しながら葦河まで戻りました。運材列車がも
うなかったので、この選択しかなかったのです。以降、この客レの追っかけ撮影です。
馬橇は普通に使われています。
珍珠
葦河森林鉄道2-1の終了です。葦河森林鉄道3-1に続きます。
葦河森林鉄道
画像:1-1=, 2-1=, 3-1=
ビデオ
その1:1=, 2=, 3=, 4=
その2:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=, 10=,
11=,12=, 3=,14=
その3:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=, 10=,
11=,12=
前は、綏棱(スイリン)森林鉄道(1-1=)です。
次は、撫順炭鉱鉄道(1-1=)です。