蒸気機関車の写真館「煙にまかれて」 海外蒸気 アフリカ ボツワナ セレビ・ピクウェ  鉄道 

Botswana Selebi Phikwe Mine Railway
ボツワナ  セレビ・ピクウェ鉱山鉄道 1-1

2012年6月に初めての訪問です。ドイツのツアー会社主催のSL撮影ツアーに参加し、ボツワナと
ジンバブエなどの蒸気機関車の撮影を行った。日本発着で16日間、撮影日数は12日間です。ツア
ーの集合場所であるヨハネスブルグには香港乗換えで約22時間かかりました。集合の前日にヨハネ
スブルグに着き、宿泊しています。ツアーに合流後、バスで最初の撮影地であるSelebi Phikwe鉱
山に向います。距離は約600km、所要時間は9時間です。その内、昼食に45分、南アフリカから
ボツワナへの国境越え手続きに45分かかっています。
Selebi Phikwe鉱山には2日間滞在し、その画像を2回に分けて掲載します。その1は、撮影1日
目の画像です。
Selebi Phikwe鉱山はボツワナ東部の町Selebi Phikweにあり、ボツワナの鉱山会社であるBCL
Mine社が所有しております。この鉱山は、4つの採鉱所と1つの精錬所からなっており、従業員数
約5000人の大企業です。鉱山では、ニッケル、銅、コバルトなどの鉱石を採掘し、それを精錬して
マット(純度65%程度のもの)にして出荷しております。しかし、優良鉱脈の枯渇と資源価格の低
下で2016年に閉山しています。なお、2019年に再開の方向で進み始めたようです。
鉄道は、これらの採鉱所、精錬工場およびボツワナの国鉄駅とを結んで、鉱石および精錬品の輸送
を担っています。そこでは19D形(2D1)よいうSLが産業用現役で活躍しています。
ボツワナはダイヤモンドをはじめ鉱物資源が豊富に産出される国です。その効果もあってか1966
年の独立以来、政治、経済、治安ともに非常に安定した国です。国債の格付けも日本より上です。
また野生動物も多生息しており、これを目当てに多くの観光客が訪れています。ホテルもリゾート
タイプの快適なものが多く、旅行しやすい国の1つと思います。

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朝から撮影です。Class 19D形、テンダーがタンク車そのものです。その上にちょこんと石炭が
積まれてます。

  
4両在籍し、2両有火で稼動しています。残りの2両は整備中です。きちんと手入れがなされて
おり、まだまだ、活躍が期待できそうです。他に小型DLが1両入換などを行っていました。

  
  こちらは整備中の1両です。
  

  
4両が見えます。職種により作業服の色を分けています。青はテクニシャン系、赤は単純労働系
のように思えます。

  
  廃車体もゴロゴロあります。

   
  整理整頓が行き届いている工場です。

  


  
  ろう付けで部品を補修しています。これは青い服の人の仕事です。

  
  給水所に移動開始です。機関車の運転、整備も青い服の人の仕事です。

  
  給水所です。

  
  灰の処理は赤い服の人の仕事です。

  
  この角度から見るとカッコ良いと感じました。

  


  
  横から見ると、テンダーの長さが目立ちます。

  


  


  


  
  後姿はドラム缶です。

  


  


  


  
  機関庫の前を、いろいろな職種の人が通ります。これは掃除係のお姉さん。

  
  この人は、何の仕事だろうか?

  


  


  


  


  
  2両並びをやってもらいます。

  
  やっと、運搬作業が始まるようです。走行中の撮影開始です。

  
  今日は製品出荷線のみの運転のようです。うしろは、鉱石からマットを製造する精錬所です。

  
  非常に高い煙突です。どこからでも目立ちます。

  


  
  後ろはズリ捨て山です。

  
  どこからでも煙突が目立ちます。

  


  
列車を追いかけます。ガイドは鉱山事務所の方なので、列車の行き先を確認して先回りします。

  


  


  


  
  

  


  


  


  


  


  


  


  
  いつしか夕方になり、ギラリになりました。

  
  この夜撮で、1日目の撮影は終了です。2日目の1-2に続きます。

ボツワナ セレビ ピクウェ鉱山鉄道
  画像:1-1=, 1-2=
  ビデオ:その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=,
          10=,11=,12=

この前は、ボツワナ・ジンバブエ 国際列車(無煙)(1=)です。
この次は、南アフリカ ウムゲニ蒸気鉄道(1-1=)です。

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