蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 ヨーロッパ  ブルガリア

Bulgaria    Bulgarian State Railway 2
ブルガリア   ブルガリア国鉄(BDZ)

2022年10月の撮影です。ブルガリアには観光で訪問したことはありますが、鉄道撮影での訪問
は初めてです。今回、ドイツのツアー会社主催のツアーに参加です。訪問先は、Sofia機関区、
Dimitrovgrad-Podkova線、Septnivri-Dobrinischte線、Radomir-Gyuschevo線です。ツア
ー参加の前後の日には、Sofiaでトラムの撮影も行った。
ツアーでは初日の午後にSofia機関区訪問後、2日目にはAsenovoとKaloyanovetsに保管され
ている廃車体の見学を行った。前者ではりっぱな建屋内にSLを主体に20両程度、後者では野ざ
らしで10両程度のSLが保存されていた。前者の一部のSLは少し手入れするだけで動態復帰も可
能ではと思いました。ただ、私はあまり廃車体に興味がないので、後日、気が向けば紹介します。
今回は見送りです。
ツアー3日目、DimitrovgradーPodkiva線に訪問しました。この路線はギリシャ国境方面に向
かう盲腸線・単線・非電化で、2往復/日の定期旅客列車が運行していました。ここでは、ブル
ガリア国鉄その2として、同路線の中間駅であるMostから終点Podkivaへ向かって運行された
チャーター列車の画像を紹介します。

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Most駅。使用する機関車は03.12。2-D-1のスタイルのよい機関車です。この機関車はHenschel
で1942年に製造された三気筒です。1976年まで現役で活躍したようです。現在は動態保存
で、イベントなどで運転。今回は6両のグリーンの客車を引いて運転。

  


  


  


  
まずは発車シーンの撮影。このようなツアーでいつも気がかりなのは、機関車はちゃんと動く
のだろうか?です。今回は、とりあえず一安心です。初日から修理で半日以上も動かない経験
を幾度もしてますので。日の出時刻は7時すぎですが、実際に陽が回ってくるのは8時過ぎで
す。朝は気温が10℃以下に下がるので煙が期待できます。しかし、10時を過ぎると20℃近く
になり煙は期待できません。最高気温が25℃になる日もありました。天気は連日、快晴にめぐ
まれました。

  


  


  


  
  通信ケーブルなどは地中埋設なのですっきりした沿線です。

  
  ダム堰止湖に沿って走ります。

  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  


  
Kyrdzhali駅に着くと、地元の人たちが集まってきて、記念撮影が始まります。久しぶりのSL
運転を楽しんでます。個人的に追っかけ撮影する鉄ちゃんの姿も結構見かけました。

  
  背景はKyrdzhaliの街並み

  


  


  

  
  


  


  


  
  この路線のもう一つのハイライトである石組みのアーチ橋

  


   
  石組アーチ橋が続きます。

  


  


  


  


  


  
  夕日に光るSL、水鏡でもギラリました。

  


  


  
  ツアー3日目の撮影終了、ブルガリア国鉄その3に続きます。

 ブルガリア国鉄:
   画像:1=,2=, 3=, 4=, 5=,6=,7=,8=,9=,10=,
      11=,12=,13=
   ビデオ:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=

この前は、ルーマニア国鉄(1-1=)です。
この次は、ブルガリア ソフィアのトラム(1=)です。

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