蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気  ヨーロッパ セルビア シャルガン8鉄道

Serbia    Sargan Eight Railway
セルビア   シャルガン8鉄道  1

2014年2月、ドイツの鉄道マニア主催のツアーに参加して初めての訪問です。セルビア語では
Sarganska Osmica鉄道、英語ではSargan Eight Railway、日本語ではシャルガン(シャー
ガン、サーガン、サルガン?)8鉄道とも読めば良いのでしょうか? 良く分かりません。
この鉄道は、セルビアのMokura Gora(モクラゴーラ)を起点に複雑なスパイラル線を持つ東
方面線と、ボスニアヘルツェゴビナの国境を越えて南西方面に進む2路線があります。ゲージは
760mmです。今回、この2路線でチャーターを1日づつ実施です。両路線の画像を掲載します。
このツアーでは、Sargan 8鉄道の撮影後、ボスニアヘルツェゴビナのTuzla(ツズラ)地方に
ある炭鉱鉄道の撮影に行きました。私たち日本人Grはトルコ航空でイスタンブール経由でボスニ
アヘルツェゴビナの首都サラエボに到着です。ここでドイツ人ツアーと合流し、専用車で国境を
越え、セルビアのモクラゴーラに向かいました。
セルビアはセルビア正教徒が多く住む国、ボスニアヘルツェゴビナは、ボスニア(ムスリムとキ
リスト教徒が多く住む共和国)とヘルツェゴビナ(セルビア正教徒が多く住む共和国)との連邦
国です。約20年前のボスニア紛争は、ムスリム・キリスト教徒派とセルビア正教徒派との争い
でした。結局、ボスニアヘルツェゴビナは、2つの共和国からなる連邦国家の形態になりました。
各地の建物に銃痕がたくさん残っています。  

海外蒸気に戻る     表紙に戻る

   
   撮影の1日目です。モクラゴーラ駅です。

   
セルビアとボスニアヘルツェゴビナとの国境です。パスポートチェックは列車の中で行なわれまし
た。スタンプには、SLのマークがついていました。この鉄道が観光客を乗せて国境を越えるのは今
回がはじめてのようです。前日、専用車でこの国境を超えましたが、その時のパスポートチェック
はバスから降りて事務所内で行われました。列車での国境越えは優遇されるようです。車での国境
越えのスタンプは車のマークです。

   
南西方面の路線であるヘルツェゴビナ側の終点であるVisegrad(ビシェグラード)から撮影開始
です。

   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   

   


   


   
   MokuraGoraに戻りました。背景は駅舎兼ホテルです。

   


   
   1日目の撮影の終了です。

   
撮影2日目です。今度は、東側の路線で、セルビア側です。こちらは山岳路線で、8字スパイラ
ルループ線等があり、線路は複雑に交錯しています。

   


   


   
   右上にもこの路線のトンネルが見えています。

   


   


   


   


   
   上にも鉄路があります。この付近から、撮影2日目の最初の写真を俯瞰撮影しています。

   


   
   まず下段の線路を通過

   
   しばらくして、上段の線路にでてきます。

   
   そして、前の2枚を撮影した位置に列車がやってきます。

   


   


   
ここには600mmゲージの保存鉄道もありました。残念ながらチャーターには入ってませんでし
た。この後、専用車で、ボスニアヘルツェゴビナのTuzla(ツズラ)に向かいます。

セルビア シャルガン8鉄道
  画像:1=
  ビデオ:その1:1=, 2=, 3=, 4=

この前は、ルーマニア ルーマニア国鉄(1-1=)です。
この次は、セルビア  ベオグラードのトラムと国鉄中央駅(無煙)(1=)です。

海外蒸気に戻る     表紙に戻る