蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気   タイ 国鉄  鉄道 1-1

Thailand  State Railway of Thailand 1-1
    Steam locomotive Special Excution Train
タイ国鉄  蒸気特別列車  1-1

2016年8月の撮影です。鉄道撮影でのタイ訪問は初めてです。8月12日のタイ王妃の誕
生日を祝って、SLによる特別列車が運転されました。今回は、Bankok/Hua Lamphong
(バンコク・ファランポーン)駅ーNakhon Pathom(ナコン パトム)駅間の1往復です。
タイではこのようなSL記念列車が、年4回走るようです。また、翌日は、Thon Buri(ト
ンブリ)機関庫にも訪問しました。

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SLの特別列車は、夜明け前には入線していることと、明るくなると一般客が増えて、撮影し
づらくなるとのことで、まだ暗い5時前にファランポーン駅に到着。各地から夜行列車の到着
で、駅は賑わっています。
 

  
すでに、SL特別列車は入線していました。2C1の軸配置の機関車です。日本車輌製と川崎重
工製の重連です。背中合わせの連結なのが少し残念です。正面のかまえはD51に似ています。

  
オイル専燃です。燃焼装置は近代化されており、押しボタンだけで燃焼の制御が可能なようで
す。復活蒸気の保存方法の1つであるように思います。

  


  


  


  


  
  8:10発車です。

  


  
列車速度はかなり遅いので、車で追いかけますが道路渋滞に巻き込まれてしまいます。追いつ
くのは無理と思われたのですが、ドライバーのガンバリで追いつきました。Nakhon Chai Si
(ナコーンチャイシー)駅です。ただ進入方向を勘違いしてしまい、当初反対側にカメラを向
けていました。慌てています。

  


  
10分間停車すると言うことだったのですが、5分程度で発車します。皆さん、カメラポジショ
ンが決まらない内の発車です。結局、仲間が2人も写りこんでしまいました。きれいに削除す
るには難しい背景です。

  
  まあ、しかたありません。

  
終点のNakhon Pathom(ナコンパトム)駅です。SLの燃料を積んだタンク車を牽引したDL
が隣りに停車しています。

  


  
  復路は、Nakhon Chai Si(ナコーンチャイシー)駅付近の橋梁で撮影。

  
  

  
追いついたので、王室専用駅をバックに迎えることにしました。しかし、なかなか、本命列車
があらわれません。だんだん暗くなってきました。

  
  定期列車を数本、見送ります。

  
  やっときました。遅れること30分以上です。もう暗くなってます。

  


  
  後追いです。

  
特別列車はすでにファランポーン駅に到着しており、すでに機関車と客車は切り離されていま
した。前情報では21時頃まで停車しているとのことでしたので、一般客がいなくなってから
ゆっくり撮ればよいと思っていたら、とりあえず撮ったこの画像の3分後に発車してしまい
ました。
   

  
  たまたま、人が途切れたので、とりあえず1枚。発車直前です。

  
機関車の反対側に着いたら、機関車は動き始めました。あわてて1枚。ここまで、駅に着いて
からわずか数分間です。これでこの日の撮影は終了です。

  
  翌日の午後、Thon Buri(トンブリ)機関庫を訪問。前日のままの状態で停まっています。  

  


  


  
D51のようなSLもいました。ほこりまみれで、動けるのかどうか良く分かりませんでした。

  
  C56もいました。背中合わせの重連の状態で留置されていました。

  
  DLが動いて、撮りやすくなりました。

  


  
機関庫の担当者の好意でC56を撮りやすい場所に出してもらいました。整備中で、主連棒が
はずされています。

  
こちら側のC56には日本式の形式プレートが取り付けられていました。

  


  
  

  
  機関庫に隣接しているThon Buri(トンブリ)駅です。 これで終了です。

タイ国鉄 バンコクーナコーンパトム間 のビデオ:1= 

この前は、ベトナム タイグエン製鉄ルーサ製鉄所専用鉄道(1-1=)です。
この次は、タイ タイ国鉄 メークロン線(1=)です。

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