蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気 アジア台湾 阿里山 鉄道 2

Taiwan Alishan Forest Railway
台湾    阿里山森林鉄路(鉄道)2-1

2005年11月に、約40年ぶりの訪問で2回目です。すでに現役のシェイは無くなってい
ます。今回、O谷ツアー参加で終点阿里山駅近くの路線で、シェイのチャーター運転の撮
影を行います。森林火災防止のため、シェイの燃料は、重油専燃に替わっています。でも
シェイ独特の走行音などは変わらずです。

チャーター:
これまではほとんど現役のSLしか撮影したことがありませんでしたが、今回、私にとって
2度目のチャーター列車の撮影です。初めてのチャーターは2003年9月の中国・三羅線
(1-1=)です。実際の仕事をしている現役SLは非常にすばらしいですが、チャータ
ーSLの撮影もなかなか良いものです。むしろ撮影の自由度が高くなる分、趣味的には楽し
さ倍増です。これ以降、かなりの頻度でチャーター列車を楽しむようになります。2015年
頃になるとほとんどが、チャーターもしくはイベント列車の撮影です。チャーター列車の撮
影には、いろいろな方法がありますが、多くの場合、チャーター列車に乗って移動し、良い
撮影ポイントに到着すると降りて、乗ってきたチャーター列車を撮影します。この場合、列
車を山影などまでバックさせ、そこから走るのを撮影します。気に入った場所では、立ち位
置などを変えて、繰り返し列車を走らせることもあります。そしてまた列車で移動し、別な
ポイントで同様の撮影を行います。実物大の模型運転と言ってもよいかもしれません。遊園
地の乗り物を仲間だけで1日借り切って楽しむ感じです。チャーターでは現役の路線を使い
ますが。発展途上国などでのチャーターの場合、さらにわがままが効くので楽しさも倍増し
ます。

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  まずは、夜間撮影です。

  
  3気筒28tシェイです。

  
シリンダーなどの走り装置が機関車の右側に配置されているため、ボイラーの中心が左によっ
ています。

  
  今回のチャーターの編成です。

  


  


  
沿線の両側には杉がびっしり植えられています。サイド方向から撮影できるポイントが見つか
りません。このため、撮影は正面からが多くなりがちになりました。また、日のあたり方がま
ばらなため、露出選定に苦労しました。

  


  
  途中駅でやっと、横からの撮影が可能になりました。

  


  

  

  


  
  スイッチバックの上線に入ります。

  


  
  スイッチバックに進入です。


  
  推進運転で進みます。

  


  


  
シェイの左側には走り装置がないので、左側からの撮影は面白味に欠けます。数少ない左側
の撮影でした。

  


  


  


  
  以上まで、阿里山駅近傍での撮影です。

  
阿里山森林鉄道の起点駅「嘉義駅」のとなりの「北門駅」のヤードに保存されているシェイ
です。こちらも動態保存でチャーターが可能なようです。しかも、石炭炊きなので、好まし
いのですが、森林火災防止のため、山間部には入れないそうです。

  
  これで終了です。3-1に続く。

阿里山森林鉄道
 画像:1-1=、2-1=、3-1=
 ビデオ
  その1:なし、  その2:1=, 2=、  その3:1=

この前は、インドネシア タマン・ミニ公園(静態)(1=)です。
この次は、台湾 台湾鉄路 彰化機務段(1=)です。

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