蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気   インドネシア パゴッタン 鉄道 3-1

Indonesia    P.G:Pagottan Railway  
インドネシア  パゴッタン製糖工場専用鉄道  3-1

2013年7月の訪問です。Jawa訪問は6回目で、Pagottan(パゴッタン)は3回目です。機
関車がファイアレスへと大幅な改造がさされていました。

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2009年の訪問時と比較して、機関車が蒸気によるファイアレスに改造されていました。テン
ダーが無くなり、煙室扉の前にあった柵もなくなり、全体的に華奢な雰囲気になっています。
ジャワのSLに詳しいK地氏によると、製糖工場でファイアレスが注目されているのだそうです。
ファイアレスとは、火気厳禁の工場などでやむなく使用する機関車とのイメージでしたが、そ
うとも言えないようです。製糖工場には蒸気はふんだんにあります。ファイアレス化により、
SLでは必要だったバガスなどの燃料、給水作業そして機関助士が不要になるので、蒸気注入
作業時間が増えても全体として作業の効率化が図れるようです。蒸気の製造も、機関車ボイラ
ーより工場ボイラーの方が効率がよいのでしょう。はずかしながら、帰国後、K地氏に指摘さ
れるまで、ファイアレスに改造済と気が付きませんでした。おはずかしい話です。

  


  


  
軸配置は1C1に見えますが、0E0です。第一動輪には第二動輪から歯車を介して、第五動輪
には第四動輪から歯車を介して動力が伝えられます。

  
  重連で装入口に押し込みます。煙突からは煙でなく蒸気が排出されています。

  
  ある程度動き始めると、単機で押し込みます。

  
  車両限界に合わせて、木を削っています。それともこすられた結果でしょうか?

  
  6,7,8号機がファイアレスに改造されて活躍しています。

  


  
  撮影終了です。

  パゴッタン製糖工場専用鉄道
   画像:1-1=、 2-1=、 3-1=
   ビデオ:
    その1:1=、 その2:1=、 その3:1=
 
  この前は、カニゴロ製糖工場専用鉄道(1-1=)です。
  この次は、リジョサリ製糖工場専用鉄道(1-1=)です。
  
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