蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 国内復活蒸気  京都 輪違屋(非鉄)

京都 輪違屋(非鉄)

2017年9月に訪問です。まったく鉄道と関係ありません。大学の同期会で訪問することにな
り、調べてみました。以下Wikipediaの受け売りです。「輪違屋(わちがいや)は、京都市下
京区の花街、島原の置屋兼お茶屋である。現在も営業を続けている。創業は1688年、置屋と
して始まる。置屋として創業当時の名は「養花楼」。お茶屋兼業は1872年より。現在の建物
は1857年に再建されたものであり、1871年にほぼ現在の姿となった。かつては芸気等も抱
えていたが、現在は太夫のみを抱え、太夫の教育の場であり、また、宴席の場として営まれて
いる。表に「観覧謝絶」の札がある(いわゆる「一見さんおことわり」の店である)。これま
でまったく縁のない世界の輪違屋でしたが、これを機会に浅田次郎の小説「輪違屋糸里」も読
んでみました。ここは「花街」であって「遊郭」とは違います。花街は芸を売り、遊郭は色を
売るとコンセプトが異なるとのことです。ここの太夫とは正五位の官位を持ち、これは10万石
大名に匹敵し、天皇への謁見可能な位とのことです。このように私にとってまったく場違いな
輪違屋に行く機会がありました。一見さんお断りの店ですが、同級生の知り合いの紹介で予約
が取れたとのことです。
店の中に入り畳敷きの部屋に座ります。2本のローソクのみの照明の中、太夫が登場し、お茶、
踊り、胡弓演奏などの芸を披露します。そのあと、太夫のお酌で宴席です。それなりの費用かか
っているようですが、紹介した友人も正確な費用は分からないとのことです。年末に紹介者に請
求書が回り、その時初めて費用を知るようです。私とはまったく縁の無い京都の旦那遊びの世界
を少し覗かせてもらいました。輪違屋の主人との会も面白く、非常に楽しい時間でした。太夫の
画像を掲載します。

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   ろうそくの灯りだけで撮影です。ISO6400、1/15秒です。

   


   


   


   


   


   


   
   この後、宴席に移ります。太夫のお酌で酒を飲み食事を楽しみました。ビデオ:無し

この前は、三信鉱工(株) 粟代鉱業所 1=です。
この次は、若桜鉄道 C12 1=です。

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