蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気  ヨーロッパ ウクライナ リヴィウのトラム1

Ukraine    Tram in Lviv 1 
ウクライナ   リヴィウのトラム(無煙)

2017年9月に初めての訪問です。9月から10月にかけて、ドイツ主催のSL撮影ツアーに参加して
チェコのナローとウクライナ国鉄のSLを撮影しました。そのツアーの前後に、単独でプラハ、Lviv
(ウクライナ)そしてワルシャワのトラムや国鉄の撮影も行いました。
リヴィウはウクライナ語でЛьвiв(リヴィウ)、ドイツ語でLemberg(レンベルグ)、ポーラ
ンド語でLwow(ルヴフ)、ロシア語でЛьвов(リヴォフ)、英語でLviv(リヴィウ)と多く
の呼称があります。これから過去に、この地はいろいろな民族や国家の配下におかれた経緯がある
ことが想像されます。現在ではウクライナの都市なので、ここでは、ウクライナ語読みで日本でも
一般的に使われている「リヴィウ」と、その英語表記「Lviv」と表記します。ウクライナでキエフ
についで2番目に大きい都市で、ウクライナ西部の中心地です。ポーランド国境
から70kmしか離れておらずヨーロッパの雰囲気が漂っており、旧市街は世界遺産に登録されてい
ます。ウクライナ国内では、キリル文字表記のみで英語表記はほとんどありません。

今回、ウクライナのSL撮影ツアーの集合解散地はリヴィウです。リヴィウには国際空港があります
が、海外とはワルシャワ、ミュンヘン、ウィーン、イスタンブールとの便しかありません。私は、
日本−ドバイ−プラハ(撮影)−ワルシャワ−リヴィウ(撮影)−ワルシャワ(撮影)−ドバイー
成田の経路で行きました。

ウクライナ撮影ツアーに参加する前の1日半をリヴィウのトラムの撮影で楽しみました。リヴィウの
トラムは、1880年に馬車鉄道で開業し、蒸気トラムの時期を経て1894年に電化されたようです。
現在、11路線、約37kmの路線長を持っており、トラムの多くはタトラ社製の少し古いタイプのよ
うです。トラムの知識がまったくないので詳しく書けないのが残念です。

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1日目の夕方です。右側通行です。この区間の道路が狭いので、トラムと許可を得た車以外は通
行できません。道路の中央に通行を邪魔する杭が立っています。トラムや許可を得た車は、杭を
下げて通行します。運転手は電波を飛ばして杭を上下させているようです。

   


   


   


   
   向こうから結婚式を挙げたばかりのカップルが近づいてきました。

   
   数人のカメラマンを引き連れて、記念撮影をしています。

   
私の前で素敵なパーフォンマンスを披露してくれました。トラムも緊急停車で二人を見守ります。

   


   


   
   街路灯も灯り始めました。これで1日目の撮影終了です。

   
2日目の朝です。小高い丘の上にある教会には朝日が当たりはじめましたが、まだ通りには陽が
回りません。

   


   
   リヴィウ駅前です。りっぱな駅舎です。

   


   


   
   トロリーバスも走っています。

   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   


   
トロリーバスも走っています。この後、ホテルで荷物を受取り、ウクライナSL撮影のツアーの集
合場所であるリヴィウ空港に向かいました。トロリーバスで行きましたが、運賃は約13円、その
他に大きい荷物代として約13円取られました。全般的に物価が安く、ビールはレストランで飲ん
でも100円以下です。ちゃんとした夕食でも1000円越えることはないです。安く旅行できる国
のひとつでしょう。治安もまったく問題ありません。ウクライナの東部はロシアと紛争を起こし
ていますが、その地域を除けば安全な国と思います。リヴィウのトラムのビデオは無しです。

この前は、ウクライナ ウクライナ国鉄(1-1=)です。
この次は、ルーマニア モルドヴィッツァ森林鉄道(1-1=)です。

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