蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」  現役蒸気 北海道 石北1

北海道 石北本線  

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深く印象に残っている路線の一つです。今でこそ、中国でー30℃以下を体験してますが、これを撮影した
当時は、-20℃にもなると貧弱な防寒対策なため、かなりつらかったように思うが、若さの故かあまり苦痛
だった記憶がありません。雪を口に含むと、一瞬粉を含んだ感じがして、少し間をおいて、溶けてジワーッ
と喉が潤ったのを思い出します。冬は吹雪の日も多く、ほとんど撮影できなかったこともありました。石北
本線には、いつも札幌方面から夜行急行で入りました。初期のころは、上越ー奥白滝の峠越えの区間にさし
かかると、力行のため蒸気暖房を切られてしまい、寒さで目がさめてしまいました。そして峠を上りきると、
カランカランの音とともに暖房用蒸気が供給され暖かさが戻ってきました。その後、冬季には暖房用の蒸気
機関車を連結するようになってその問題がなくなったように記憶しています。1968.3、1971.2、1971.5、
1972.3、1972.8に訪問しました。

    
    -20℃快晴の朝、金華側から9600型の補機を従えたD51がゆっくりと登ってきました。
 

    
    前の列車をさらにひきつけてパチリ。

    
    続いて登ってきた客レです。    

    
    生田原側からは9600型を前補に登ってきました。

    
    9600型+D51型重連の後追いも迫力がありました。

    
    煙がきれいにたなびいた96とD51の重連です。D51の煙のサボリが残念です。

     


     


     
     金華駅が見えました。

    
    常紋信号所。雪がひどくて動く気になれませんでした。

    
   信号所から撮影

    


    
    生田原駅?

    
    網走駅?

    
    網走駅

    

この前は、函館本線(長万部以南)です。
この次は、天北線です。

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