蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外 蒸気機関車  アフリカ  エリトリア  鉄道 

Eritrea     Eritrean Railway
エリトリア   エリトリア鉄道 2-1

鉄道のみの掲載です。エリトリアの一般的な旅行に興味のある方は(2-23=)を見てくだ
さい。2018年11月に2回目の訪問です。前回は2011年9月〜10月に訪問しました。2011年
の訪問後、再訪問を検討していました。しかし、石炭不足でSLを動かせないとのことでツアー
会社が石炭の輸入を試みたが、輸入船が行方不明になりツアー計画が白紙になりました。その
後、鉄道の最高責任者の死去により交代した新最高責任者がチャーター運転に無理解、さらに自
然災害による鉄道路線が寸断されたなどがあり、列車の運転は不可能とも思われていました。し
かし、これらの問題の一部が解決して2018年になってツアー募集がなされるようになりました。
しかし、全線開通でなく、港湾のMassawa(標高3m)〜Baressa(標高600m)までは依然として
不通で、Baresa〜Asmara(標高2400m)の山岳区間のみの運転とのことです。低緯度のエリト
リアなので標高の低い地域は40℃を越える暑さですが、Asmaraのような高地は20℃程度と快
適です。高地のみの撮影なのが残念ではあるが、参加することにしました。

この時は(2018年11月時点)、日本からは、ドバイ、イスタンブール、カイロ、アジスアベバ
経由でアスマラに入ることができます。今回、ドバイ経由で行きましたが、東京〜ドバイ間がエ
ミレーツ航空でなかったのでドバイ空港での乗り継ぎが最悪でした。ドバイ空港は、ターミナル
(T)1、2、3に分かれています。ドバイ〜アスマラ便はフライドバイ航空なので、T2です。日本
からの便を始め、ほとんどの航空会社はT1、3の利用です。そして、T1・3とT2は離れてお
り移動手段はタクシーしかありません。移動のために入国、出国の手続きも必要です。なお、エ
ミレーツ航空を利用した場合は、専用バスがあり入出国の手続きも不要です。ただし、日本から
アスマラまでの預け荷物は直送できます。残念ながら日本の空港職員があまり理解していないこ
とも多いので、直送するよう粘り強く交渉する必要がありそうです。エリトリアとエチオピアの
国交回復に伴い、エチオピア航空が成田〜アジスアベバ〜アスマラを短い乗り継ぎ時間で結んで
いるので、これが最も便利のように思います。アスマラ鉄道駅は空港から車で15分程度と近い
です。なお、日本にあるエリトリア大使館でのビザの取得や、現地に着いてから旅行許可証など
を取得しなければならない煩雑さがあります。

私は、今回、羽田〜北京〜ドバイ間を中国国際航空、ドバイ〜アスマラ間をフライドバイ航空を
利用しました。予約時点では、まだエチオピア航空の運行がありませんでした。アスマラにツア
ー前日のAM7時ころ到着し、午前中をホテルで休養し、午後、町を散策、そのついでにアスマ
ラ駅に行きました。午後からあいにくの雨です。今回、かなりの頻度で14時頃から1時間程度
雨に降られました。傘をさすほどではないのですが。アスマラは北緯15度の低緯度帯にあるが、
高地のため気温は通年で10〜20℃程度と非常に快適な気候です。
ツアーは撮影7日間です。画像を23回に分けて掲載します。その1は、ツアー前日の画像です。  

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アスマラ駅は、町の東にあり、中心から車で5分程度、町の西にあるホテルからでも10分程度で
した。空港から15分程度です。1911年製の機関庫です。明日から動く機関車が待機しています。

  
  202形のBタンクです。主に構内の入れ換え用です。

  
  こちらも本番で動く442形です。こちらは本線用で、BBマレーのタンク機です。

  


  


  
トラックの色は2011年の時はカーキ色でした。この後、市内観光をした。エリトリアはイスラ
ム教徒とキリスト教徒が半々ずついるとのことです。町の治安はよく、夜中でも女性が一人歩き
できます。翌日からツアーの本番です。2-2に続く。

エリトリア エリトリア鉄道
  画像:1-1=,1-2=,1-3=,1-4=,1-5=,1-6=,1-7=,1-8=,1-9=,
     1-10=,1-11=
     2-1=,2-2=,2-3=,2-4=,2-5=,2-6=,2-7=,2-8=2-,9=,
     2-10=,2-11=,2-12=,2-13=,2-14=,2-15=,2-16=,2-17=,
     2-18=,2-19=,2-20=,2-21=,2-22=,2-23=
  ビデオ:
   その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=, 10=,11=,
       12=,13=,14=,15=, 16=,17=, 18=,19=, 20=,
       21=,22=, 23=
   その2:1=,2=,3=,4=,5=,6=,7=,8=,9=,10=,11=,
       12=,13=,14=,15= 

この前は、イギリス レイクサイド・ヘブンスウェイト鉄道(1=)です。
この次は、ザンビア・ジンバブエ国境 ビクトリア橋線(1-1=)です。 

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