蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 海外蒸気   アジア パキスタン 国鉄

Pakistan    Pakistan Railways
パキスタン    パキスタン国鉄   1-2

2019年11月に初めての訪問です。今回、ドイツ人主催のツアーに参加して、パキスタン国鉄のSL
列車やナローの森林鉄道のSL列車などの撮影を行いました。その前後には、パキスタンの一般観光
もしてます。

女房と二人のフンザ観光(非鉄)を終え、SL撮影ツアーが指定するラワルピンディのホテルに宿
泊。翌朝、ホテルで日本からの友人をはじめ、SL撮影ツアー参加者と合流し、撮影に出発です。
この日から本格的に鉄道撮影の開始です。ここでは、SLツアー撮影1日目のパキスタン国鉄のSL
の画像を2回に分けて紹介します。その1です。

海外蒸気に戻る     表紙に戻る

   
ラワルピンディ駅の隣にある機関区を訪問。日出前ですが、チャーターしたSLが煙を上げて待機
していました。HG/S形(1D、1923年、Vulcan foundry製造)

  
初日に煙が上がっているのを見ると安心します。久しぶりに動かす機関車の場合、ツアー開始にな
っても動かないことを幾度も経験してますので。DLの8000番代はパキスタン国鉄の主力機関車の
ひとつで日立製です。パキスタン国鉄のゲージの大部分は1676mmでインドと同じです。
         

  
  4つ目のヘッドライト

  
  重油炊きです。

  
  これもHG/S形で2264号機です。こちらは今回動きませんでした。

  
  やっと、朝日があたるようになりました。

  


  


  


  
転車台です。人力でスムーズに動きました。多くの場合、錆びついてうまく動かないのですが。

  
  朝日でギラリました。この後、9時から始まる歓迎式典会場に移動。

  
ラワルピンディ駅入口では歓迎の演奏がなされました。また、テレビの中継車が10台以上もいま
した。予想以上に大げさな歓迎です。

  
  チャーター列車の出発式のためのテープも用意されています。

  
パキスタン政府交通省大臣による歓迎の挨拶です。たくさんの新聞やテレビの報道陣にかこまれ
ています。ガイドによると、人気のある政治家の一人とのこと。オーストリア、イタリア、日本、
ドイツ、そしてイギリスからのSL撮影者を歓迎する旨のパネルが飾られています。約10年ぶりに
実現した外国人のためのSL運転をまた復活させて、外国人観光客誘致振興の1つにしたいのでしょ
う。海外鉄人口は少ないので観光振興にはあまり寄与しないと思いますが。いずれにしても予想を
大きく超えた歓迎式典でした。私たちは会場に用意された椅子に座り、歓迎のあいさつを受けまし
た。大臣一行はこの後、次の駅まで私たちのチャーター列車に乗りました。この式典の様子は、パ
キスタン全土で報道されたようです。パキスタン国鉄1-3に続きます。

パキスタン国鉄 
   画像:1-1=, 1-2=, 1-3=, 1-4=, 1-5=, 1-6=, 1-7=, 1-8=, 1-9=,
      1-10=, 1-11=, 1-12=, 1-13=, 1-14=
   ビデオ:
    その1:1=, 2=, 3=, 4=, 5=, 6=, 7=, 8=, 9=,10=,11=
  
 この前は、スリランカ スリランカ鉄道(1-1=)です。
 この次は、パキスタン チャンガマンガ森林鉄道(1-1= )です。
  
海外蒸気に戻る    表紙に戻る