蒸気機関車の写真館 「煙にまかれて」 国内復活蒸気   長野県 木曽森林鉄道 1-2

木曽・赤沢森林鉄道(観光)1-2

2017年10月に訪問です。木曽地方にはかつて森林鉄道が縦横に張り巡らされていました。そ
の中で、規模が大きく最後まで残ったのが、上松駅を基点としていた小川森林鉄道と王滝森林鉄
道でした。現在では、前者が王滝村松原スポーツ公園で、後者が赤沢で森林鉄道の一部をそれぞ
れで保存しています。後者では、軌道の一部約1.1kmを復活させ、赤沢森林鉄道の名前で観光
列車を運転してます。ゲージは762mmです。またその傍らでは、現役当時に活動していた蒸気
機関車、ディーゼル機関車などを保存しています。今回、K谷さんを通じて、蒸気機関車(ボール
ドウィン製)の公開に先立つ準備に立ち会う機会がありました。また、通常では運転されないモー
ターカーの運転にも立ち会うことができました。2回に分けて画像を掲載します。その1は、蒸
気機関車(ボールドウィン製)の画像の掲載です。

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大事に保存されてます。足回りは油で光ってます。火を入れれば自力走行可能のようにも思えて
しまいます。燃料は油炊きに改造されていました。

   


   


   
舞台などで使うスモークマシンを使って、煙を演出していただいた。なかなか趣のある煙になり
ました。この演出に感謝です。1975年の林鉄最後の運転に使ったヘッドマークをつけました。

   
右のDLはこの林鉄で実際に使用されたものです。右側が前です。通常のこのタイプのとは前後
が逆になっています。

   
   DLがプッシュしてますが、自力走行の雰囲気がでました。

   


   


   
   2回目の走行です。

   


   


   
夜間撮影に入りました。照明設備も持ち込み、完璧なライティングを目指します。海外主催のツ
アーでは本格的な照明設備のセットは多く行われてますが、国内の撮影では初めての体験です。
発煙も含めてすばらしいです。 
  

   
   ISO6400.画質は落ちますが煙が止まります。

   
ISO200。露光時間が長いため、煙が流れてしまいます。6400と比べてどちらが良いかは好み
の分かれるところです。以降、両方のモードを掲載します。

   


   


   


   


   
   ライティングの位置を変更して。

   


   


   
的確なライティングのおかげで、素敵な撮影になりました。今後、国内の夜間撮影でも本格的な
照明装置の設置が一般化して行くかもしれません。上松町観光協会などによる今回の試験公開が、
来年以降の本格的な公開になることを期待します。

木曽・赤沢森林鉄道(観光):画像1-1=、1-2=、ビデオ1-1=, 1-2=

この前は、木曽・王滝森林鉄道フェスティバル(無煙)1-1=です。
この次は、 愛知こどもの国「こども汽車」(現役)1=です。

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